
大田区立の図書館で「戦争と<私>をつなぐ物語を探す」プロジェクトの出張イベントとして、ちゃぶ台お話会をしました。
なんと、図書館の一室に、マットが敷かれ真ん中にちゃぶ台(博物館から運びました)と座布団。
その周りに椅子。丸く輪になってお話を始めます。
博物館から持参したトランクには千人針や慰問文などの実物資料。
参加者の中にも、家に残されていた手紙や曽祖父の戦場での日記などを持参してくださった方も。
そんなモノたちを見たり触れたりしながら、それぞれの語りに耳を澄ませます。
初めのうちはみんな外側に並べて椅子に座っていたのに、いつの間にか輪が縮まり、ちゃぶ台の周りに肩を寄せ合っていました。
いろんな方の経験や残されていた物を見たり聞いたりし合うこと、その過程で人の心が動く気配と手応えを感じました。
昭和のくらし博物館の象徴でもある「ちゃぶ台」は、人の心の距離を縮めるアイテムであることも改めて実感。
博物館を離れても「ちゃぶ台」を持ってどこへでも出張します!なんてことができればいいな。
今後、大森東図書館でのお話会は連続講座としてスタートしそうです。
もう少し詳しい中身は順次ご報告。乞うご期待。
「戦争と<私>をつなぐ物語を探す」プロジェクトの展示は一旦3月で終了しますが、プロジェクトは続きます。
(下中菜穂)

