
親子で自由研究することにした
世代を問わず、いろんな角度から、
「戦争」は自分事にはできるんだ
朝ドラでこれから戦地に行く男の子の話を見ていて、うちの子たちのひい爺さんの話になった。ひい爺さんは、日中、太平洋戦争と中国大陸に行って、終戦後はソ連の捕虜になり、シベリアで抑留されて日本に戻ってきた。大勢の人がシベリアで亡くなったから、ひい爺さんが死んでたら、あなた(6歳の娘)も上の二人(14歳と10歳)も、私も、祖母ちゃんも生まれてなかったよ。ひい爺ちゃんが生きて帰ってきてくれてよかったね。人が生まれるって奇跡なんだよ。と話したら、6歳の娘にも刺さったようで。翌日「もう一回その話してー」と言ってきた。世代を問わず、いろんな角度から、「戦争」は自分事にできるんだなと思い、まずはひい爺さんのことを子どもと一緒に自由研究することにした。
前潟由美子
名古屋生まれ名古屋育ち、3人の子どものお母ちゃん。父方は尾張藩より代々名古屋人。母方は富山県高岡市の農家。
京都女子大学に進学し、小泉和子(家具史研究者・昭和のくらし博物館館長)に師事、現在は小泉和子生活史研究所に勤務しながら、時々研究をしたり、大学で建築や家具、インテリアの歴史を教えている。
昭和のくらし博物館では、運営補佐、企画展研究会のメンバーとして協力している。