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【実施報告】古いアルバムの写真を囲んで

第4回目のちゃぶ台講座では、初めてオンラインを飛び出して博物館の談話室に集まりました。
やはり!実物に触れると何かが生まれる。それぞれのアルバムの手触りに驚くところから始まり、写真を読み解いたり、思わぬつながりにまた驚いたり。早くも「また集まりたい」の声も飛び出た会となりました。

 

 現在博物館では学芸員実習生を受け入れておりまずが、このちゃぶ台講座に参加してくれた実習生さんお二人から感想をいただきましたので、以下、ご紹介いたします。

 

 10月24日(土)に、ちゃぶ台講座「古いアルバムの写真を持ち寄って、読み解いてみよう」に聞き手として参加しました。「戦争と<私>をつなぐ物語を探す」プロジェクトに関連する企画で、各家庭に保管されている家族アルバムを読み解くことを目的としたものでした。
当日は副館長を含め10名が参加し、それぞれが実家などに保管されていたアルバムを持ち寄りました。写真を一枚ずつ見ながら、写っている人々の服装や当時の暮らしぶりなどを手掛かりに、その時代の背景や社会の様子について意見を交わしていました。
身近な存在である「家族」の写真を通して、戦争が人々の暮らしや人生に及ぼした影響について考えることができ、歴史を自分たちの生活に引き寄せて捉え直す貴重な機会となりました。また、アルバムそのものにも目を向けることで、写真に写された内容だけでなく、家族のアルバムをどのように残していくかという問題や、時代とともに変化してきたアルバムの形など、さまざまな話題へと広がっていったことも印象に残りました。
私自身、家族の写真について、家の片づけをする際に思い出を語り合ったことがあります。今回の講座を通して、アルバムは個人や家族の思い出を残すものというだけでなく、当時の暮らしや社会の様子を知る手掛かりにもなるのだと感じました。普段は何気なく見ている家族写真やアルバムにも、さまざまな情報が詰まっていることに改めて気づく機会となりました。(M.Y)

 

 ちゃぶ台講座「古いアルバムの写真を持ち寄って、読み解いてみよう」に、学芸員実習生として参加しました。もともと古写真に関心がありましたが、講座を通して、家族史や生活文化、戦争、現代社会へと考えを広げることができました。日常生活では異なる世代の方々から経験や考えをじっくり聞く機会が少ないため、幅広い世代の参加者がちゃぶ台を囲み、同じ資料を見ながら語り合う時間は、とても貴重なものでした。参加者によって写真の見方が異なり、一人では気づけなかったことを、他者の経験や知識を通して発見できました。また、古いアルバムを手に取ることで、紙の質感や写真の傷み、色あせなど、デジタル画像からは得られない実物資料の力を感じました。特に、家族の日常を記録した写真の中に戦争の痕跡が自然に含まれていたことが印象に残りました。古いアルバムを読み解くことは、過去を懐かしむだけでなく、戦争と現在の社会、そして自分自身とのつながりを考えることでもあると感じました。(R.K)
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